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【グローバルアイ】韓日にみる政治家の“言葉”…早すぎても遅すぎても毒

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.30 11:11
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#1、51歳の鈴木章浩氏。

たとえ不名誉でも、最近、日本で最高の「有名税を払った(=有名であるがゆえに屈辱を味わった)」政治家だ。閣僚でも国会議員でもない鈴木氏は東京都議会の都議員だ。今月18日、都議会本会議では女性の低出産について問題提起をした35歳の女性議員に向かって「(あなたも)早く結婚したほうがいいんじゃないか」「まずは、自分が産めよ」などの野次(やじ)が飛んだ。議員たちの言い逃れによって犯人探しが遅れると、「女性人権侵害」という批判が海外まで広がっていった。あきれるのは鈴木氏の態度だった。事件2日後、鈴木氏は「もしかしたらあなたが犯人なのでは」との記者の質問に「寝耳に水」と述べていた。「(発言者は)議員職辞退に匹敵するか」との質問にも「そうでしょうね」と答えていた。

 
日本全体がやじ問題に大きく揺れ、包囲網が狭められると鈴木氏は事件発生5日後に記者会見を開いて自身が発言したことを告白した。「(自分が言っていないやじも)一緒になって報道されていたので、お話しする機会を失ってしまった」「誹謗するつもりはなかった」という苦しい弁明に終始していた。はじめから潔く認めていればせいぜい社会面2段程度の記事だったものを1面トップの大記事にしたうえ国際的なスキャンダルにまで発展させたのは鈴木氏自身だった。あまりにも遅すぎた告白が大きな災いを呼んだ。

#2、山口那津男公明党代表。

鈴木氏とは反対に、彼は必要以上に早く胸の内を打ち明けて自縄自縛に陥ってしまったケースだ。山口氏は最近、支持者から「これが何の平和の党か」という批判に苦しめられている。平和政党を自任する連立与党の公明党は安倍晋三首相と自民党の集団的自衛権行使推進を防ぐ唯一のブレーキとみなされていた。しかし山口氏は連立与党間の協議が始まる前に「政策的意見の違いで離脱は到底考えられない」と一線を画していた。連立離脱を覚悟する「背水の陣」を張って決断に関与しても役不足な戦いなのに、山口氏は自ら自分の足を縛ってしまった。連立を離脱しないということは、つまるところ譲歩するという意味なのに、このような党代表の下の公明党交渉チームは力を発揮できるのか。一時「憲法解釈を変えることは憲法精神に反する」と抵抗した公明党の勢いは影も形もなく、降参宣言だけが迫っている。来週公明党は集団的自衛権行使に最終の“承認印鑑”を押す予定だ。

政治家の言葉は早すぎても遅すぎても毒だ。文昌克(ムン・チャングク)首相候補問題の中の韓国政治でもこれが如実に証明された。多くの政治家が文候補の辞退を主張するべきか、擁護するべきかの筋道を捉えられなかった。世論に振り回されて何気なく発した言葉で世論がひっくり返ると収集に明け暮れ言葉を変えようと右往左往するような体だった。話の内容も重要だが、いつ発言するかのタイミングも重要だ。遅すぎれば叱咤され、早すぎれば自分自身を縛ることになる。

ソ・スンウク東京特派員

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