通貨戦争第2ラウンド…韓国銀行だけが天下泰平(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.06.24 17:09
2014年も半分が過ぎた。「何もしていないのにもう半年とは。世の中はどうしてこれほど騒々しいのか、仕事が手につかない」という経済人が多い。2014年の出発は、グローバル金融危機後、いつよりも希望が大きかった。国内外の経済ともに回復の流れがはっきりと感じられるという見方が優勢だった。国際通貨基金(IMF)など主要機関は今年の世界経済成長率を3%台半ばと予想した。韓国経済は4%を超えるという予測だった。
しかし半年が過ぎ、期待は行き過ぎていたという方向で予測が修正されている。世界銀行は最近、今年の世界経済の成長率予測値を3.2%から2.8%に引き下げた。米国経済の成長率は2.8%から2.1%に、新興国の平均成長率は5.3%から4.8%にそれぞれ下方修正した。ユーロ圏と日本の成長率はかろうじて1%を超えると予想した。