ブラジル通貨が急落、ブラジル国債保有の韓国人投資家も悲鳴(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.07 08:58
ブラジルの通貨レアルが急落している。世界の外国為替市場では6日、米ドルに対しレアルが2.3レアルまで下がった。2009年3月以降4年4カ月間で最低水準だ。ウォールストリートジャーナルは、「ブラジル中央銀行が市場介入に乗り出したが効果はなかった」と伝えた。
レアルの急落はこの1年にわたり続いていたが、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が量的緩和縮小計画を明らかにした今年5月からさらに激しくなった。米ドルに対するレアルの価値はこの3カ月で12.85%下がった。米国の経済制裁を受けているイランと、内戦中のシリアの通貨を除くと世界で最大の下落だ。