【コラム】ふさがった韓日チャンネル、外交長官から解こう(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.13 08:48
韓国側にしてみると、先に火をつけたのは日本だ。靖国神社参拝に河野談話の検証など怒りを招く悪材料が多かった。このため適切な措置と謝罪がない限り、何ごともなかったかのように手を握ることはできない。特に朴槿恵(パク・クネ)大統領を含め、世論に敏感な政治家の立場では、選択幅は制限されるしかない。このため専門家は「韓国がうなずけるように日本側が名分を作るべきだ」と口をそろえる。
以前には韓日双方の影の大物がふさがったルートを開いた。しかし残念ながら彼らは他界したり以前のような力を失っている。結局、残された現実的な打開策は、両国の外交官が水面下で動くことだ。外交チャンネルを通じて安倍政権を説得し、韓国が受け入れられるカードが何かをお互い議論して決める必要がある。