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韓国首相候補の指名めぐり与野党で異なる反応

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.11 09:26
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与野党は文昌克(ムン・チャングク)首相候補と李丙ギ(イ・ビョンギ)国家情報院長候補に対し相反する反応を出した。与党セヌリ党は文候補に対し、「国民の目の高さに合った人選」と評価した。尹相ヒョン(ユン・サンヒョン)事務総長は、「文候補は正しい国家観と歴史観を持つまっすぐな性格の持ち主。国家改造に対する下絵をしっかりと描くことができるだろう」と話した。それとともに「メディア出身者を首相に内定したのはそれだけコミュニケーションを強化するという意志」と強調した。朴大出(パク・デチュル)報道官も「文候補は鋭い分析力とバランス感覚を基に国政運営の健全な指向点を提示してきたジャーナリスト。積弊を解消し国家大改造を遂行できる適任者」と明らかにした。

李候補に対しては、閔ヒョン珠(ミン・ヒョンジュ)報道官は「国家情報院と外交業務を経験したため国内だけでなく海外情報収集と対外関係業務も円満に遂行するだろう」と期待を示した。

 
これに対し野党新政治民主連合の韓貞愛(ハン・ジョンエ)報道官は、「文候補は福祉拡大に反対し、太陽政策に対して露骨な敵対感を示してきた極端な保守指向の人物。国民統合という時代精神と合致しない、51%だけを追求する朴槿恵(パク・クネ)政権のための人事」と酷評した。

安哲秀(アン・チョルス)共同代表も、「責任首相にふさわしい方なのか、コミュニケーションと統合の十分な資格を持っている方なのか、多くの疑問を持っている」と話した。金大中(キム・デジュン)元大統領の秘書室長を務めた朴智元(パク・チウォン)議員はツイッターに、「極右ばかの世が開かれる」と書いた。彼は文候補が過去に書いたコラムを取り上げ、「元大統領に暴言を浴びせる失敗したジャーナリスト。落馬のために総力を傾けたい」と意気込んだ。「文昌克首相候補? 第2の尹昶重(ユン・チャンジュン)になりそうで本当に恐い」というツイートも上げた。

朴映宣(パク・ヨンソン)院内代表は、「行政経験がまったくないという点をどのように跳び越えられるかがカギ」とツイッターで明らかにした。

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