<2014済州フォーラム>「アジアの和解、植民地犯罪の謝罪が必須」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.30 09:18
29日の済州(チェジュ)フォーラムでは外交安保・女性・環境などさまざまな主題で28のセッションが開かれた。このうち主なセッション3つを紹介する。
◆「韓半島(朝鮮半島)信頼政治の再照明と展望」セッション=中央日報紙の金永熙(キム・ヨンヒ)論説委員の司会で、中国人民大の金燦栄教授と慶応大の添谷芳秀教授、フィナンシャルタイムズ紙コラムニストのギデオン・ラフマン氏、青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室の全星勲(チョン・ソンフン)安保戦略秘書官が朴槿恵(パク・クネ)政府の信頼政治(Trust Politics)について熱を帯びた討論を行った。
金教授は「韓半島では韓国・北朝鮮と米中の2強大国が重要な役割を果たしている」とし、「南北間の信頼だけでなく米中の間の信頼構築も必要だ」と話した。添谷教授は「韓国が直面している非核化、統一などのために日本が韓国の地域政策パートナーになるべき」とし、「韓国政府や指導部は日本に対する不信を取り払うべきだ」と強調した。全秘書官は「北朝鮮は相互尊重と平和に基づき、7・4共同声明などすでに合意した事案から守っていかなければならない」と話した。