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<W杯サッカー>ザックジャパンのキプロス戦、鳥栖の尹監督が分析

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2014.05.28 17:10
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ザッケローニ監督
サッカー日本代表が27日、埼玉スタジアムでキプロスと親善試合を行い、1-0で勝った。香川真司(25、マンチェスター・ユナイテッド)、本田圭佑(28、ACミラン)など日本を代表する看板選手がそろって先発出場した。前半43分の内田篤人(26、シャルケ04)のゴールで、日本はホームで何とか勝利した。

日本メディアはザッケローニ監督の名前にちなんでサッカー日本代表を「ザックジャパン」と呼ぶ。

 
尹晶煥(ユン・ジョンファン)サガン鳥栖監督(41)が韓国日刊スポーツとともに「ザックジャパン」を分析する。

◆まだザックジャパンは組織力を整えている段階であり、一つの親善試合で判断するのは難しい。目の前の試合より、ワールドカップ(W杯)本大会にコンディションを合わせているからだ。一緒に集まって練習した時間も長くない。体力トレーニングが多く、現在が100%の戦力だとは考えにくい。

試合前日のインタビューで、本田は「W杯優勝を狙う」と堂々と話した。その選手が持つ自信はよい。しかしザックジャパンはキプロス戦で多くの弱点を表した。キプロスの国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは130位だ。欧州サッカー連盟(UEFA)53加盟国のうち49位にすぎない。日本はキプロスを相手に特有の短いパスプレーをした。序盤は揺れたが、すぐにパスプレーが機能し、試合の主導権を握った。しかしペナルティーボックス付近に10人ほど布陣するキプロスの守備をなかなか崩せなかった。このため、もどかしさを感じる展開となった。

短いパスにこだわる日本も結局、サイドからクロスを上げる回数が増えた。日本の攻撃の弱点は高さだ。8人のFWのうち身長180センチを超えるのは本田(182センチ)と大迫勇也(24、1860ミュンヘン、182センチ)だけだ。さらに本田、大迫ともにターゲット型のFWではない。日本のクロスはメルキス(187センチ)とハラランブス(185センチ)の長身DFに阻まれた。身長が低ければ、低くて速いクロスを上げるべきだが、こうした速度の調節も不足した。短いパスプレーに慣れた選手が多いためとみられる。

守備ラインも不安だった。日本の4バックは長友佑都(28、インターミラン)と内田が左右に、森重真人(27、FC東京)と今野泰幸(31、ガンバ大阪)が中央に入る。左右は欧州組で中央はJリーガーだ。呼吸に問題が見えた。キプロスの攻撃はそれほど強くはないが、パワーがあった。これを防ぐのに日本DFは苦しんだ。後半は4バックのうち3人を交代したが、組織力に問題を表した。後半終盤に失点に近い場面があった。全体的に不安定だった。

日本がW杯本大会で対戦するコロンビアとコートジボワールは攻撃力が高い。一瞬にして崩れる可能性もある。

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