<中央日報・CSIS年次フォーラム>韓日が歴史的敵対感認めれば解決策が出る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.28 09:39
「韓日関係の進む道」をテーマにした第2セッションで、パネラーは短期間で両国関係が改善される可能性は低いと予想した。CSISのビクター・チャ首席顧問は、「韓日関係の基本土台は歴史的敵対感。これは一瞬で消えたりしないという現実を受け入れて合理的政策を推進しなければならない」と指摘した。アーミテージ元米国務副長官は、「韓日双方は相手方の話を聞くのに身震いする状況に達した。いっそ1拍子休んで解決可能な問題に選択と集中するほうが良い」と説明した。以下は発言要旨。
▽リチャード・アーミテージ=韓日関係改善は可能ではあるが、まだ時ではない。両国の指導者の国内的優先順位がそれぞれ異なる。政治家らも実益がないと考える。だが、慰安婦被害問題はすぐに解決しなければならない。歴史清算は双方が一緒にしなければならない。日本は心からの懺悔ができる国であり、実際にそうした時に韓国はこれを受け入れなければならない。
▽ビクター・チャ=韓国と日本は北朝鮮の威嚇という懸念を共有する。カギはどのように実質的協力を試みるかだ。これまで両国の指導者が状況を変えるために取った措置はむしろ状況を悪化させた。韓日軍事情報保護協定など実務的協力が可能な政策が必要だ。