安倍首相、インド新首相に「初歴訪国は日本へ」…中国牽制か(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.28 09:27
習主席は米国が日本・インド・ベトナムなどを引き込んで中国を包囲しようとするとして、ウクライナ事態で対立を生じさせているロシアとの協力を強化している。習主席とロシアのプーチン大統領は20日、アジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)首脳会談で、中国の領土紛争とウクライナ事態についての米国の介入を放置しないという意味を込めた共同声明を発表した。また2018年から30年間で計4000億ドル規模の天然ガスをロシアから輸入することにした。中国としてはエネルギー需給を安定化し、ロシアとしてはウクライナ事態の余波でロシアからのエネルギー独立を推進する欧州の代わりに安定的な輸出先を確保することになった。
旧ソ連の栄光を再現しようとするプーチン大統領は、中国との協力を通じて米国・西側の制裁を無力化させて米国の国際社会の影響力を牽制している。ウクライナの領土だったクリミア半島を合併したプーチン大統領はウクライナ東部地域をウクライナから分離独立させようとしているとの疑惑を受けている。クリミア半島合併はロシアの民族主義に火をつけ、プーチンの権力基盤を一層強固にした。