<韓国旅客船沈没>「若者の犠牲に無限責任負う姿勢で謝罪を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.16 10:36
朴槿恵(パク・クネ)大統領が対国民談話を来週初めに発表するだろうという観測が出ている。朴大統領は前日に続き15日も公式日程を定めず、対国民謝罪を含めた談話の内容を調整することに力を注いだ。談話は、セウォル号余波で総体的な難局に直面している政局を収拾するかどうかを分ける分岐点となる展望だ。
事案が重大なだけに、青瓦台(チョンワデ、大統領府)もあわただしく動いていた。青瓦台の高位関係者はこの日、セヌリ党重鎮である李秉錫(イ・ビョンソク)国会副議長に会って意見を聞いた。李副議長は▼国民が共感する首相人選▼全面的な改閣▼大統領周辺から席を外す勇断などを建議した。李副議長は「首相は法曹界や官僚出身ではなく国民と共感しながら涙を流すような人を選ぶべきだ」として「大統領が普段から自身になじんでいる人を守り続けてはいけないという意を伝えた」と明らかにした。親朴系の重鎮であるソ・チョンウォン議員も「談話の形式や内容・重要性などについて、すでに党を含めた社会の各界各層の意見が多様な経路を通じて大統領に伝えられたようだ」と語った。