環境規制と燃費強化…世界の自動車メーカーは減量競争中(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.14 11:33
ポルシェもやはり新型「ケイマン」の車体のうち、床、ドア、トランクなど44%をアルミニウムで作った。ポルシェコリア関係者は「新車開発時からアルミニウムやマグネシウムのような軽量金属を優先使用し、絶対に必要な部分だけに鋼鉄を使うというのが原則」と説明した。アウディは軽量化解決策をマグネシウムに求めた。アウディコリア関係者は「小型車『A3』のトランスミッションと多くの車両のダッシュボードとハンドルに鉄より30%以上軽いマグネシウムを採用している」と話した。
プラスチック素材も用途が拡大している。耐熱性・耐久性に優れ丈夫でありながら鋼鉄の重さの6分の1にすぎないポリアミドが代表的だ。ランクセスコリアのハン・サンフン理事は、「ポリアミドは車両前方のフロントエンド、エンジン オイルファン、ブレーキペダルなどに使われている。現在車両構成品の15%である合成樹脂の比率は10年以内に20%まで増えるだろう」と予想した。