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夫人・李雪主vs妹・キム・ヨジョン、北権力の新たな主は?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.29 15:53
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平壌(ピョンヤン)の権力が新しい主を待つ。40年間君臨した叔母・金敬姫が先日、退いたからだ。

金敬姫(キム・ギョンヒ)労働党書記(68)。金日成(キム・イルソン)主席の娘であり、金正日(キム・ジョンイル)総書記の妹だ。金聖愛(キム・ソンエ、金日成の2番目の妻)が権力の乱用で1974年6月に平壌市党全員会議で批判を受けて委縮した後、金敬姫は最も影響力がある女性として定着した。3年前の12月の金正日の死去で、甥の金正恩が権力を握った後も同じだった。金正日総書記が金敬姫を金正恩の最大の後見人としたからだ。

 
没落は突然訪れた。昨年12月、夫の張成沢(チャン・ソンテク)が刑場の露として消え、金敬姫は急転直下した。4選議員だった金敬姫は先月、最高人民会議代議員からも脱落した。最近は記録映画からも削除された。削除されるというのは、権力の核心からの退場を意味する。事実上の粛清であり、再起が難しいという見方が多い。

代わりに2人の若い女性が浮上した。最初にこの地位を狙ったのは李雪主(リ・ソルジュ)。銀河水管弦楽団所属の有名歌手だった李雪主は、後継の地位を固めた青年指導者を引きつけた。2012年7月に「夫人李雪主同志」と呼ばれて登場した「平壌版シンデレラ」だ。金正恩と腕を組んで闊歩し、ポップコーンを一緒に食べる場面と、心配そうに見守る労働党と軍部元老の表情がオーバーラップする。

妹のキム・ヨジョンは急浮上したダークホースだ。最高人民会議代議員の投票場に兄と一緒に現れ、スポットライトを受けた。北朝鮮官営媒体は彼女を「労働党中央委責任イルクン(幹部)」と呼んだ。情報機関の関係者に「具体的な情報があるのか」で尋ねたところ、「もともとキム・イェジョンという名前を使用し、党宣伝扇動部の課長の肩書を持っていたが、副部長(次官)以上の地位に上がったと把握される」という説明だ。党・軍の核心で「すべての道はヨジョン同志に通じる」という話が出るほどで、首相や長官を凌駕するとみられる。

25歳の同じ年齢の李雪主とキム・ヨジョン。2人のパワーウーマンのうち、どちらが権力の中心に近いのか。一言でいえば、「夫・金正恩」が強いのか、それとも「兄・金正恩」がさらに重視されるのかという問題といえる。もちろん重要な違いがある。金正恩とのつながりが「異性間の愛」か「血統」かということだ。

女性遍歴が大変な金正日当時を見ると、暫定結論が可能だ。「北朝鮮ファーストレディーが享受する権力地位の有効期間は最高指導者の愛が冷める時期まで…」ということだ。絶対権力者の燃えるような愛が続いている間は限りなく輝くが、情熱が冷めれば捨てられ忘れられる運命ということだ。

2人の娘がいる金正恩の李雪主に対する愛情は格別だ。スイス産の名品カップル時計を必ずしているのを見ても分かる。幼い頃に親元を離れてスイスで一緒に留学した妹との血縁も相当なものだ。総合点を出してみると、現在のところ、李雪主の内助とキム・ヨジョンの密着補佐に優劣はつけがたい。妻と小姑の役割分担であり権力の分散ということだ。

その間、平壌のロイヤルファミリーの女性は隠遁を強要された。金正日と28年間暮らした高英姫(コ・ヨンヒ、金正恩の生母)が公開席上に一度も現れなかったのが代表的な例だ。しかし今は変わった。後継の地位に自分の実子を座らせようと宮中暗闘をした陰の女性ではないということだ。ファーストレディであることを堂々と表し、兄の補佐官として公職に進出した。最高指導者を動かし、パワーエリートを操る若い女性のパワーゲームが始まる。

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