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【コラム】金正恩を動かす2人の女性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.14 11:35
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隠遁を強要された平壌(ピョンヤン)ロイヤルファミリーの女性が動き始めた。以前はベールの中にいたが、今は違う。最近目を引くのは、最高権力者である金正恩(キム・ジョンウン)の最も近いところにいる2人の女性だ。妹のキム・ヨジョンと夫人の李雪主(リ・ソルジュ)。同じ25歳の2人はどのパワーエリートより強い影響力を発揮する。キム・ヨジョンは兄をバックにはばからず行動する。魅力的な声に美貌を兼ね備えた歌手の李雪主は、後継者時代の金正恩を惹きつけてファーストレディとなった。

2人の登場は劇的だった。身分を明らかにせず北朝鮮官営メディアに登場し、大きな関心を集めた後、名前を知らせて華麗にデビューする形だ。キム・ヨジョンは2011年12月、金正日(キム・ジョンイル)総書記の葬儀で姿を現した。喪服姿で父の死を悲しむ“泣き虫少女”としての印象があるのもこのためだ。9日、最高人民会議代議員の投票場に現れた金正恩に随行するキム・ヨジョンの名前を、官営メディアは初めて知らせた。「労働党中央委責任イルクン(幹部)」という肩書きは、今後、彼女が権力の前面に出てくることを予告している。

 
李雪主は平壌のシンデレラのようだった。2012年7月初め、金正恩の公演観覧で隣に座った李雪主は、西側メディアのスポットライトを浴びた。同月末、平壌綾羅(ヌンラ)人民遊園地のオープン行事に金正恩と一緒に出てきた彼女を、北朝鮮メディアは「夫人の李雪主同志」と紹介した。関心がピークに達した時点を選んで公開したのだ。公開席上で金正恩と腕組みをした姿は破格だった。高級カップル時計と名品バック、ヘアスタイルまですべてが関心事だった。金正恩と党・政・軍の幹部が着用する「肖像徽章」(金日成・金正日の写真入りバッジ)を李雪主だけがなぜ付けないのかをめぐり、さまざまな解釈が出ているほどだ。金正恩の生母の高英姫(コ・ヨンヒ)が生前に一度も姿を現さなかったのとは対照的だ。

小姑のキム・ヨジョンと兄嫁の李雪主は海外留学派という共通点がある。外部の世界を経験し、外側から平壌を眺めたということだ。執権3年目の最高指導者の動きがどこに向かうべきか、軌道離脱かどうか分かるはずだ。後見役をしてきた叔母の金敬姫(キム・ギョンヒ)が夫・張成沢(チャン・ソンテク)の処刑をきっかけに政治の前面から消えた時点であり、2人の女性の役割はさらに重要だ。残酷な粛清の風が吹いた平壌の権力核心部にはもう、最高指導者を導く正確な羅針盤がないからだ。

キム・ヨジョン、李雪主の名前の後ろには「同志」という呼称がつく。しかし絶対権力者の金正恩にコードを合わせるだけの同志では困る。後光にあやかろうとしてはなおさらいけない。特権層のためのスキー場やゴルフ・乗馬施設を重視するリーダーシップのために崖っぷちに置かれた民生を省みるべきだという苦言が出てこなければならない。「批判的同志」であってほしいという注文だ。30歳の血気のためにどたばたする兄の金正恩、夫の金正恩に忠告できるのはもう彼女たちだけだ。

イ・ヨンジョン政治部門次長

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