「ネイバー占有率74%、社会発展の阻害」…韓国のサイバー学会
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.11 15:08
「74%が同じニュースを見て同じ考え・同じ判断をすることになる。韓国内のポータル市場占有率74%のネイバーは、文化圏力になって韓国社会の多様性と公正性を阻害し、批判的省察を遮っている」。
国民大社会学科のチェ・ハンソプ教授は10日、ソウルプレスセンターで開かれたサイバーコミュニケーション学会(会長:イ・ホギュ教授)の特別セミナー「ネイバーと韓国社会」で、「ネイバーのポータル占有率74%の意味」というテーマ発表を通じてこのように主張した。意図に関係なく74%の占有率を持つネイバーが、社会発展を決める重要な変数要素である多様性・公正性・批判的省察性を阻害しているという主旨だ。
チェ教授は「ネイバーユーザーは、ほかの全ユーザーと共有しようと自身の経験や知識をブログなどにアップするが、ネイバーはこれを自社サービスの中に閉じ込めて多様性を害している。これは『参加して共有してくれたら閉鎖的に私たちのためにうまく使う』ということと同じだ」と批判した。彼は「もはやネイバーは、ユーザーの経験や努力を恣意的に活用せずに、公益のために共有の場に送り出すべきだ」と提案した。