創造経済の足首つかむ“恐竜”ネイバー…ベンチャー企業の捕食者=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.11 10:58
韓国のベンチャー生態系は砂漠のように干からびている。創業に乗り出した若い企業家のアイディアをブラックホールのように吸い込んだ後、似たようなサービスを出して新芽を枯死させるネイバーのためだ。公正な競争が可能な環境をつくらなければならないという声が学界はもちろん政界でも大きくなっている。
4月、韓国最大ポータルサイトのネイバーを運営するNHNは、ファッション関連モバイルアプリ『WANNA B!』を出した。ベンチャー業界からは「ついに発売するのか」という苦々しい声が上がった。『WANNA B!』は発売前から主な機能やコンセプトが韓国内のベンチャー企業のファッション専門アプリ『スタイルシェア』をそのままコピーしたのではないかといううわさが少なくなかったからだ。
『スタイルシェア』は2011年、当時大学生だったユン・チャヨン氏(26)が2000万ウォンで創業してつくった。ファッションに関心がある人が関連写真をアップして交流するソーシャルネットワークサービス(SNS)だ。広告なしで口コミだけで1年3カ月で120カ国の利用者30万人に広がり一日で1万件以上の写真が新しく登録される。