【社説】国家情報院の尋問センター公開、信頼性高める契機になるべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.07 10:34
国家情報院が京畿道始興(キョンギド・シフン)の「中央合同尋問センター(合尋センター)」を、5年たって初めてメディアに公開した。国家情報院は2008年12月の合尋センター開所後にスパイを13人摘発し、脱北者に偽装した中国同胞や華僑も120人余り捕えたという。
合尋センターは、脱北者が入国と共に臨時的保護を受けながら本当に脱北者なのか偽装脱北者なのかについて調査を受ける施設だ。国家情報院側は「対共容疑や偽装脱北の容疑をつかめば合尋センターが深層調査を行うことになる」と説明した。万一この段階を通じて偽装脱北などとされなければ、調査対象者は韓国国籍と支援金を受けて生活することになる。スパイや偽装脱北者にとっては合法的に国内に入ってくるルートになるわけだ。