性能検査時は国産電線で通過、施工時は中国製使った高速鉄道=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.04 10:20
今年の年末に完工予定の湖南(ホナム)線高速鉄道(KTX)公社で電車線を水平に維持する吊架線が、当初の契約と異なる中国製が大量に使われていたことが明らかになった。これに伴い、吊架線の性能に問題があるのではないかという指摘が出ている。
ソウル地方警察庁の広域捜査隊は3日、「忠北(チュンブク)五松(オソン)から光州(クァンジュ)松亭(ソンジョン)をつなぐ湖南線高速鉄道1段階事業工事現場に供給された吊架線745キロ全体が不法納品された中国製」であると明らかにした。供給された製品は全て施工に使われたことが確認された。現在の湖南線工事は60%程度、施工が進んでいる。