韓国人の自殺パターンを分析してみると…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.02 11:25
韓国の自殺率は世界最高水準だ。経済協力開発機構(OECD)平均の2.3倍に達する。人並みに暮らしているのになぜそうなるのか。保健福祉部が自殺実態調査を調査した結果を1日に出した。全国単位の大規模実態調査は今回が初めてだ。保健福祉部は自殺死亡者と自殺未遂者分析、遺書分析と遺族面談などの立体的方法を動員し実態を調査した。その結果、自ら命を絶った人たちの特性は、「男性・離婚・低学歴・低所得・精神疾患・飲酒に圧縮された。
保健福祉部はまず、1992~2011年の健康保険診療資料を活用し自殺死亡者8305人を分析した。男性が女性より2倍以上自殺率が高かった。年齢が高いほど、所得と学歴が低いほど自殺者が多かった。特に離婚・死別した人の自殺率はそうでない場合(既婚者)より高かった。男性は既婚者の2.1倍、女性は2.5倍に達する。忠清南道(チュンチョンナムド)の小都市に住んでいた50代の男性は、古物商を営みどうにか生計を維持していた。暮らし向きが良くないため妻と別居し、2012年に離婚してから1人で暮らした。そのうちに子どもとお金の問題で争った後、酒を飲んだ。彼はその日の夜に命を絶った。