【コラム】くさいものにはふたをする韓国人の性(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.03.30 12:30
韓国は戦争の傷を克服し経済成長を成し遂げ、さまざまな輸出品で世界市場を驚かせた。「漢江の奇跡」はだれでも知っている話だ。しかし現代の韓国文化、特にK-POPはどうなのか。服をほとんど着ないでステージで性的な興奮を目標にしたダンスを踊る幼い女性たちをK-POPスターとして育てているのは、“部屋の中の象”のように目を背けることはできない事実だ。それでもほとんどだれもがこの“部屋の中の象”を見て見ぬふりをしようと努力しているのが私には本当におかしく思える。まるで内心では「われわれ韓国人はセクシーな女性たち(時には男性たち)を作り出し、ショーケースを行ない、韓流熱風を作り出し、その結果としてどのような形であれ韓国というブランドを外国人に認知させる」と心に決めているようだ。少なくとも外国人の多くはそのような印象を受ける。
約60年前、米国人がニューヨークのマディソン街で始めた性を利用したマーケティングは韓国でほとんど芸術的境地に至ったようだ。セクシーで若く整形外科的な助けを受けた女性たちを掲げ男性たちが作り出した耳にすっと入ってくるメロディを歌わせること。これが韓国の魅力を伝えることだと考えているようだ。