「ドイツ、過去反省して欧州統合」…メルケル首相、日本の歴史歪曲を間接的批判(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.28 10:50
メルケル首相は「統一の準備」の重要性について助言した。「(統一すれば)違う生活をしてきた人たちに会い、その人たちに開放的な姿勢をとらなければいけない。経済的に多くの準備をすれば統一は容易になると考える」と述べた。また「韓国で統一の念願が強いと聞いた」とし「そのための心の準備も必要だ」と強調した。
両首脳は日本の歴史歪曲問題についても共感した。朴大統領は会談後の夕食会で、「ドイツは徹底的に過去の歴史を認めて反省し、領域内の周辺国の信頼を確保し、これを基礎に統一を実現しただけでなく、欧州連合(EU)核心国に浮上した」とし「こうしたドイツの努力は、北東アジア平和協力の秩序をともに作っていくべき北東アジア3カ国(韓日中)すべてに亀鑑になっている」と評価した。
これに対しメルケル首相は「過去に過ちを犯したドイツが他国にどうこうという立場ではないが、勇気ある行動を通じて過去の歴史を清算できる。前を見て未来を構想しなければいけない」とし「欧州統合が可能だったのは過去の歴史を清算したため」と答えた。これに関し、日本の安倍政権の誤った歴史認識をう回的に批判したのではないかという解釈が出てきた。