寧辺の原子炉で火災起きれば韓国より日本に深刻な核災害
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.26 10:47
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2008年6月27日、北朝鮮・寧辺の原子炉の冷却塔が爆破された。核施設不能化イベントを通じ国際社会の支援を引き出そうとしたのだ。しかし北朝鮮は昨年4月に再稼働を宣言し、現在稼動中だ。ソウル大学のソ・ギュンリョル教授は25日、「寧辺施設が老朽化し火災が発生する場合には半径500キロメートルが影響を受ける恐れがある」と指摘した。
朴槿恵(パク・クネ)大統領が、「チェルノブイリよりも深刻な核災害」の可能性を警告しながら北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)の核施設で火災が発生した場合にどのようなことが起きるのかをめぐり論議が起きている。
朴大統領は24日、オランダのハーグで開かれた第3回核安全保障サミット開幕式で、「北朝鮮の寧辺には多くの核施設が集中しているが、ある建物で火災が起きればチェルノブイリよりさらに深刻な核災害につながるだろうという指摘がある」と話した。北朝鮮の核の危険性を警告したのだ。