「セールス」の次は「信頼」 …朴大統領、外交方向を転換
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.03.24 14:21
21世紀にも依然として発展国家段階にとどまっている限り、経済革新と飛躍は期待しにくい。「創造経済」も口先だけで終わるしかない。梨花女子大行政学科のチョ・テク教授は「官僚集団をそのまま置いていれば、規制をなくしたとしても、政権が交代すればまたすぐによみがえる」と述べた。さらに官僚集団は国会議員を通じた立法という通路まで持つ。特に野党を背にした官僚集団の「請負」規制は大統領もむやみに手をつけにくい。規制改革が行政改革を越え、政府の役割に対するパラダイムシフトにつながらなければならない理由だ。
このためには大統領から発展国家論の幻想から目覚めるしかない。政府が率先する時代は終わった。「市場が導く時代に政府の役割とは何か」という視点で見ると、規制改革の標的はより明確になる。不必要な規制を乱発する部処がどこかもはっきりとする。これをえぐり出してこそ規制の根が抜ける。