「朴大統領、正しい歴史認識と韓日米共助の基礎強調すべき」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.24 08:48
今回の3カ国会談を、歴史談判を引き出す踏み台にすべきだという主張も出てくる。日本は来月、歴史教科書の検定結果と独島(ドクト、日本名・竹島)領有権を主張する外交白書の発表を控えている。だからこそ消耗的な歴史論争が再演されないよう、今回の会談で一線を引く効果を狙わなければならないという話もある。
高麗(コリョ)大政治外交学科のキム・ソンハン教授は「韓日米3カ国会談で歴史問題が本格的に扱われるのは難しいが、いかなる形であってもオバマ大統領の立ち会いの下で『正しい歴史認識に対する基礎の上に、韓日米3角共助が成り立つ』という意志を明らかにすべきだ」と話した。彼は「米国の要請により3カ国会談が開かれるが、会談以後も悪循環を繰り返せば、米国も北東アジアでのリーダーシップが疑われかねないという点を明確にする必要がある」として「米国と日本に同時にプレッシャーをかけなければならない」と主張した。