ミサイル発射、観光開発計画…金正恩が故郷・元山にこだわる訳は?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.19 10:04
◆「階級インフレ」解消=2009年金格植(キム・ギョクシク)第4軍団長が隊長(星4つ)から上将(星3つ)に降格されて始まった北朝鮮軍将軍の星はずしは、金正日の死去(2011年)以降、絶え間なく行われている。昨年は尹東玄(ユン・ドンヒョン)、ヨム・チョルソン、金寿吉(キム・スギル)など人民武力部所属幹部の階級降格が続いた。このうち尹東玄・人民武力部副部長は昨年4月に上将から中将に、昨年末には中将から小将にと1年間で星2つを失った。
特に最近では北朝鮮最精鋭軍団と呼ばれるチェ・ギョンソン第11軍団長が星1つを付けている場面が北朝鮮メディアにとらえられた。政府当局者は「チェ・ギョンソンは2010年9月の党代表者会で軍団長身分としては唯一、党中央軍事委員会委員に選出された金正恩時代の核心」と伝えた。チョン・ヒョンジュン東北アジア平和協力研究員は「金正日時代に先軍政治を繰り広げて軍部を優遇するレベルでインフレになった将軍の階級を正常化する過程のようだ」と説明した。