北朝鮮、今度は元山から放射砲7発を発射
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.05 08:23
北朝鮮が4日午前と午後、江原道元山(カンウォンド・ウォンサン)の虎島(ホド)半島一体から相次いで7発の放射砲(多連装砲)を発射した。キム・ミンソク国防部報道官は「この日午前6時ごろ、虎島半島から240ミリと推定される放射砲3発を発射したことに続き、午後4時17分から1時間余りの間に300ミリ放射砲(KN-09)4発を追加で撃った」と明らかにした。これとあわせて「このような北朝鮮の軍事行動は、韓米合同軍事演習であるキー・ リゾルブ演習に対し、さまざまな射程距離の発射手段を用いて武力示威性の威嚇を露骨に表わしたものと判断される」と述べた。
軍当局は北朝鮮の午前の発射事実は明らかにしなかったが、午後に入って北朝鮮が立て続けに射撃を行うと、メディアにこれを公開した。軍当局者は「北朝鮮が午前に発射した放射砲はおよそ55キロメートル飛行した」とし、「240ミリ放射砲の射撃はわれわれの射撃訓練のように日常的に行われることなので公開しなかった」と説明した。韓国軍も射程距離50キロメートル前後のK-9自走砲射撃訓練を常時実施している。