安倍発言の翌日… 「歓迎」ではなく「幸い」と返した朴大統領
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.17 08:10
朴槿恵(パク・クネ)大統領が安倍晋三首相の「河野談話継承発言」に対して肯定的な評価を出した。朴大統領は今月15日、閔庚旭(ミン・ギョンウク)報道官を通じて「今からでも村山談話と河野談話を継承するという立場を発表したことは幸いと考える」と明らかにした。安倍首相が河野談話見直しの動きからはっきりと一線を画したのは今回が初めてだ。朴大統領が安倍首相の発言に対して肯定的な反応を出したのも初めてのことだ。安倍の変化と朴大統領の評価により、現政権スタート以降1年以上を経て、閉塞感のあった韓日関係が危機を越えて改善の足がかりをつくるのではないかという期待が政界と外交関係者の間から出ている。
朴大統領は異例となる土曜日午前、閔報道官を通じて「幸い」という公式反応を出した。慰安婦強制動員を認めた河野談話を修正しないという安倍首相の発言が出てきた翌日のことだった。