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“金正恩と格別な関係”権力核心デビューの妹キム・ヨジョン、「ナンバー2」という分析も

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.11 10:07
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「金正恩がコートを脱ぐと、隣にいる若い女性に渡した。秘書ではなかった。よく見ると、兄に随行する妹のキム・ヨジョンだったので驚いた」。

平壌(ピョンヤン)を訪問して権力核心層に接した同胞の事業家は、キム・ヨジョン(25)を初めて見た時のことをこのように語った。軍部と労働党幹部に礼儀正しくあいさつをする態度も印象的だったと伝えた。表情は明るく自信満々だったという。

 
キム・ヨジョンがベールを脱いだ。9日に行われた最高人民会議第13期代議員選挙投票場で、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記(30)に随行しながら公開席上に現れた。この日晩の朝鮮中央テレビと10日付の労働新聞はキム・ヨジョンの名前を初めて取り上げた。労働党の金慶玉(キム・ギョンオク)組織指導部第1副部長と黄炳瑞(ファン・ビョンソ)副部長に続き、キム・ヨジョンを「党中央委員会責任イルクン(幹部)」と明らかにした。キム・ヨジョンが次官級の公職を引き受けたことを確認したのだ。

これに先立ちキム・ヨジョンは何度か官営メディアを通じて姿を現した。2012年11月には叔母の金敬姫(キム・ギョンヒ)と馬に乗る姿が官営テレビで放映された。キム・ヨジョンが金正恩とともに金日成(キム・イルソン)、金正日(キム・ジョンイル)の血を継ぐいわゆる「白頭(ペクトゥ)血統」ファミリーという点を浮き彫りにしようという宣伝術だった。

行動も目を引いた。金正日追悼行事では真っすぐに両側に並ぶ金正恩と党幹部とは違い、行事場所を自由に動く姿が見られた。2012年7月の綾羅(ヌンラ)人民遊園地オープン行事では、金正恩が敬礼を受ける姿を見て笑った。

キム・ヨジョンは兄・金正恩とともに1990年代半ばから数年間、スイス・ベルンの国際学校に留学した。親と離れて幼時期を過ごし、金正恩とは特別に親しい関係だったと、韓国当局は把握している。最高権力者となった兄を最も近いところで補佐するのもこうした背景のためだとみている。

キム・ヨジョンは「イェジョン」という名前を使って宣伝扇動部課長の肩書で仕事をしてきたというのが、情報機関関係者の話だ。元米プロバスケット選手デニス・ロッドマンの北朝鮮訪問もキム・ヨジョンが企画した作品という。このため幹部の間では「すべてはキム・ヨジョン同志を通してこそ解決する」という言葉まで出ているほどだと、情報当局は把握している。

そのキム・ヨジョンが権力の核心にデビューし、事実上、金正恩権力のナンバー2になったのではという分析も出ている。金正日が後継者時代だった76年10月、妹の金敬姫が党国際部副部長として登場したのと比較される。張成沢(チャン・ソンテク)処刑後にちっ居に入った金敬姫の地位を埋めるため、キム・ヨジョンが予想より早く登場したという観測もある。

安燦一(アン・チャンイル)世界北朝鮮研究センター所長は「キム・ヨジョンに対する高位公職付与が、今後、権力内の世代交代の触媒となる可能性がある」と話した。

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