1人だけ金日成バッジつけなかった李雪主…自由奔放な性格のため?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.19 08:36
2470万人の北朝鮮の住民たちは全員、左側の胸に金日成(キム・イルソン)・金正日(キム・ジョンイル)の肖像徽章(バッジ)をつける。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記も例外ではない。党と主席に対する忠誠心の表示だ。だが、例外が1人いる。まさに金正恩の夫人・李雪主(リ・ソルジュ)だ。17日、金正日2周忌を迎えて62日ぶりに公式席上に再登場した李雪主の胸にはバッジがついていなかった。
金日成のバッジなしで登場したもう1人は、処刑直前の張成沢(チャン・ソンテク)前国防委副委員長だ。国家転覆陰謀容疑で死刑が執行された張成沢の最後の姿は、両手を縄で縛られたまま頭を下げた場面だった。彼の胸にはいつもいた金日成・金正日のバッジがなかった。謀逆を試みた容疑で処刑されたため、「神聖な」バッジをつける資格さえ剥奪されたという分析だ。