【コラム】“子ども保険”? とんでもない=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.11 15:22
韓国より先に高齢化を経験したスウェーデンとフィンランドの例を見ると、先進国はまず公的年金改革を通じて年金受領年齢の延長など持続可能な公的年金システムの改善に注力している。同時に個人年金の役割を強化し、公・私年金間の役割分担を通じて、老後所得保障体系を構築するのが核心だった。
我々に与えられた課題も似ている。長寿を災難でなく祝福とするのは、我々がどう老後の準備をするかに成敗がかかっている。我々は25年間ほど働いて約30年間使う老後の資金を用意しなければいけない。余裕ある引退生活のためには年金商品の福利効果をより早く得るための十分な時間が必要だ。したがって老後の準備は引退を目前にした時点ではなく、今すぐ始めなければいけない。特に若い階層からあらかじめ老後を準備する認識の転換と同時に実践が必要だ。