人民元と株価が急落、再発するチャイナリスク=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.11 11:42
中国の株価が10日に2000ポイントを割り込んだ。今年に入って2度目となる。この日上海総合指数は2.86%安の1999.06ポイントで取り引きを終えた。株価だけ下がったのではない。新興国の通貨危機の兆しにひるまなかった人民元が1ドル=6.14元まで下がった。昨年5月以降で最安値だ。さらにこの日外国為替市場が開かれる直前に人民銀行が告示した基準為替相場は6.1312元だった。これは2012年7月以降で最も低かった。
ブルームバーグ通信は専門家の話として、「チャイナリスクが中国の金融市場を強打した日」とし、「影響は香港と東京、ソウル証券市場に広がった」と伝えた。チャイナリスクは中国の負債・成長危機の可能性だ。最近までニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ教授ら悲観論者が口にしていただけだ。市場の主流は依然として「信用バブルが崩壊して中国が負債危機に陥り成長率が大きく落ちることはない」という側だった。