韓国陸軍、兵力11万人減らし39万人に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.07 09:30
朴槿恵(パク・クネ)政権の国防改革の方向性が6日、明らかになった。シム・ヨンシク国防部国防運営改革推進室長は「韓米同盟の発展と南北軍事関係の変化推移など国内外的な安保情勢と国防環境の変化を反映した」と説明した。
朴大統領がこの日裁可した「国防改革基本計画2014~2030」で最も目につく部分は兵力縮小だ。人口減少によって2018年から5年間、陸軍の兵力を11万1000人減らす。海軍(4万1000人、海兵隊2万9000人を含む)と空軍(6万5000人)の兵力はそのままだ。この結果、現在63万3000人の兵力が2022年には52万2000人になる。
陸軍戦力の空白についてシム室長は「先端武器の導入と熟練した副士官の増員によって解決できる」と話した。現在11万6000人である副士官を2025年までに15万2000人から3万6000人に増やすという話だ。また先端化した監視・偵察装備や指揮統制体系などを導入して所要人材を最小化することにした。