【時論】何が創造経済の足かせなのか?=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.27 16:48
朴槿恵(パク・クネ)大統領が就任1周年の25日、「経済革新3カ年計画対国民談話」を発表した。その内容の大きな枠は、公共機関の改革と内需活性化を通じて雇用を創出し、原則が通用する透明な社会を作り、我々の念願である統一を準備していこうというものだった。筆者は今回の談話には非常に強力なメッセージが込められていて、国民の共感を形成できると考える。ただ、朴槿恵大統領の意志にもかかわらず、公職者の不動、改革と実践の間の乖離、部処別の政策衝突、財源確保などの難題が実践の過程で障害にならないか懸念される。
現在、韓国の失業率は高く、企業の投資は減っている。また、内需経済と雇用創出の核心動力であるサービス産業のうち飲食・宿泊業はほとんど生計型だ。これはサービス産業の生産性や付加価値の創出力を低め、内需経済の沈滞につながった。このようにサービス産業の比率が低くなる国としては文化レベルが高いというケースは珍しい。結局、内需市場の活性化は、その国の歴史・社会・人文・文化部門の幅広い研究を通じて文化とサービス水準の相関関係を考察・省察し、根本的かつ創造的な解決策を模索しなければならないだろう。