<ソウル市公務員スパイ事件>国家情報院の情報にだけ依存、公安操作が議論の的に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.17 13:13
「最初にわれわれが公式ルートを通じ(中国政府に資料要請を)したが来ないので国家情報院が独自に判断して確保した。現地でどのようにしたのかは確認できない」(ソウル中央地検ユン・ウンゴル第2次長)。
今回の証拠ねつ造容疑事件で国家情報院側の提供情報に一方的に依存してきた検察の「工作型公安捜査」の問題点がまないたに載せられた。ソウル市公務員によるスパイ事件の控訴維持が事実上難しくなったのはもちろんで、さらには各種公安事件捜査過程で収集された証拠の公信力をめぐる議論にまで波紋は広がっている。