韓国政府「オバマ訪韓しなければ日本の歴史歪曲黙認」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.03 10:42
米ワシントンで韓国と日本が外交戦をしている。その中でも水面下で最も激しく行われているのが、オバマ大統領のアジア歴訪をめぐる外交戦だ。
ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は昨年11月、オバマ大統領が今年4月にアジアを歴訪すると発表した。対象国は明らかにしていない。複数の外交消息筋によると、米国はすでに日本を歴訪優先国に選んでいた。オバマ政権2期目の最大関心事の一つは環太平洋経済連携協定(TPP)。TPPを実現させ、世界経済の主導権を取り戻すという腹案だった。
安倍首相は昨年3月、TPP参加を電撃宣言した。当然、オバマ政権は喜んだ。日本の参加はTPP加盟国が12カ国に増えるという算術的な意味にとどまらない。名目のGDP(国内総生産)が26兆6000億ドルと、欧州連合(EU)を超える世界最大規模の地域経済統合体に発展する可能性が高まった。米国と日本の蜜月もこの時期に始まった。ワシントン外交関係者の間では歴訪国に日本・フィリピン・マレーシアなどが含まれたという噂が広まった。特に日本はホワイトハウス側に2泊3日間の国賓訪問を要請した。