“建築のない国家”韓国の「批評不在」は植民地時代に…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.23 16:45
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イ・ジョンゴン教授は「韓国の建築のアイデンティティについての議論が必要だ。『空間社屋』など代表的な建築物が持っている長所を評価する作業をしたい」と話した。
「多くの人々が、金壽根(キム・スグン)先生の設計した『空間社屋』が最高傑作だという。ところが、なぜそうなのかについて話す人がほとんどいない。主張もなく反論もないから当然、建築の文化もない」
建築批評家イ・ジョンゴン教授〔京畿(キョンギ)大学建築大学院、58〕が韓国建築界の「批評不在」現象について苦言を呈した。最近出版した批評集『建築のない国家』(ガンヒャンMedia Lab刊)からだ。米ジョージア工科大で建築批評を専攻し、90年代初期から韓国内で批評活動をしてきた彼は、建築界では毒舌家として通じている。彼に会ってみた。