日本の建築家の設計で作られた済州本態博物館
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.30 13:22
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イ・ヘンジャ顧問が最も愛着を見せる品目がお膳と風呂敷だ。済州本態博物館壁面に「お膳塔」と「風呂敷タワー」を立てた。(写真=本態博物館)
名前が本当に妙だ。本態博物館。「本来の形態」を意味するというが、主人が所蔵品への愛に真心を込めているという話だ。つまらない普通の博物館に“手本”を見せようという思いも盛り込んだという。コレクションに対する自負心がただよう名付けだ。すでに100カ所余りの博物館と美術館があふれる済州島(チェジュド)に手本になるほどの博物館を作りたかったというこだわりが感じられる。
27日午後、西帰浦市安徳面上川里(ソグィポシ・アンドクミョン・サンチョンリ)380番地のもの静かな山すその道路周辺が騒がしかった。昨年11月に開館した本態博物館が初めての企画展「多情仏心:朝鮮後期木童子展」を開いて本土の人たちを招いた。