「安倍の靖国参拝は誤り…それでも韓中は日本と敵対すべきでない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.23 09:18
トウ小平(1904-97)出生110周年の今年、米国のアジア専門家エズラ・ヴォーゲル・ハーバード大名誉教授(84)が書いた評伝がソウルで出版された。これを契機に訪韓したヴォーゲル教授に21日、中央日報の金永熙(キム・ヨンヒ)論説委員が会った。トウ小平と朴正熙(パク・ジョンヒ)大統領、徳川家康を論じ、20世紀と21世紀を行き来する対談は、約2時間ほど英語で行われた。以下は一問一答の要旨。
金永熙=トウ小平の評伝は、トウ小平の生涯を見せてくれる洞察力のあるパノラマだ。韜光養晦(目立たずじっくりと力を蓄える=中国の1980年代の対外政策)を実施したトウ小平がいなかったとすれば、今日の中国はなかったようだ。
ヴォーゲル=そうだ。トウ小平が中国の変革の過程で生き残り、厳しい試練を経験した後に指導者になったのは、中国にとって大きな幸運だった。時には、微視的なリーダーシップを見せた朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領とも違う巨視的リーダーシップを見せたし、徳川家康のように多くの試練を乗り越えた。トウ小平の後、中国のリーダーのうちトウ小平ほどの人物はいない。