安倍首相の歴史挑発に、松陰の影がちらつく(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.20 18:05
日本の安倍晋三首相は、歴史を再構成している。侵略と膨張の記憶を脚色している。その野心は執拗だ。彼の歴史認識は、出身地域と絡み合っている。彼は山口県の出身だ。山口は日本列島の本州の南端にある。山口は旧長州藩だ。明治維新は日本の近代史だ。反転と曲折のドラマだった。そのドラマの主な演出・供給地が長州だ。
その真ん中に花火のように散った29年の人生がある。吉田松陰(1830~59)。松陰は、明治維新の理論と情熱を生み出した。人物を大挙して供給した。征韓論をつくった。この部分において松陰は拒否の対象だ。