「韓国型ロケット設計から民間に参加させる」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.15 13:04
現政権の閣僚のうち最も忙しいながらもあまり目立たない閣僚を挙げるなら未来創造科学部の崔文基(チェ・ムンギ)長官であろう。朴槿恵(パク・クネ)政権のスローガンである「創造経済」を実践する責任のひとつの軸を新生官庁である未来創造科学部が抱えているからだ。他の官庁が固有業務にまい進する間、未来創造科学部は科学・情報通信という本業のほかにも全官庁との調整と協議を通じ創造経済を実際の成果として導き出す幹事役を担い東奔西走した。
だが、評価は依然として冷ややかだ。1年間「創造経済の実体は何か」という声を絶えず聞かなければならなかったし、「成果がない」という批判からも自由でない。就任2年目を迎えた崔長官と13日に果川(クァチョン)政府庁舎で会った。崔長官は未来創造科学部の役割に対するゆがんだ視線に無念さを隠せないながらも宇宙産業発展の青写真を具体的に明らかにするなど、韓国の未来の責任を負う官庁のトップとしての意欲も率直に話した。以下は一問一答。