日本、固体燃料ロケット「イプシロン」打ち上げ成功…ICBM技術確保
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.16 08:28
日本が14日、自国で開発した新型固体燃料ロケット「イプシロン」の打ち上げに成功した。イプシロンはこの日午後2時、鹿児島県肝付の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。約1時間後、ロケットに搭載されていた惑星観測衛星「スプリントA」がロケットから分離し、予定された宇宙軌道に乗ったことが確認された。
開発費205億円が投入されたイプシロンは全長24.4メートル、重さ91トンの3段固体燃料ロケット。1.2トンの小型衛星を高度数百キロの地球の軌道に乗せることができる。1997年に開発されたイプシロンの以前のモデル「M5」が長さ30.7メートル、重量137トンだった点と比較すると、小型軽量化に成功した。打ち上げ費用もM5のおよそ半分の約38億円。日本が固体燃料ロケットを打ち上げたのは莫大な費用などを理由にM5の運用を中断した06年以来7年ぶり。