【社説】「経済革新3カ年計画」、実践がカギ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.07 11:21
朴槿恵(パク・クネ)大統領の新年経済構想は具体的であるうえ手が届く範囲という点で合格点を与えることができる。もちろん構想と成功は別の問題だ。よい方向を定めたからといって経済がうまくいくわけではない。さらに公共部門の改革など課題一つひとつが容易でないだけに、緻密な計画と意志、実践が伴わなければならない。
国民所得4万ドル、雇用率70%、潜在成長率4%。「経済革新3カ年計画」は、概念からあいまいな創造経済に比べてはるかに具体的だ。メッセージもはっきりしている。「3年」という期間と「革新」という方向を規定した。3年という期間には、大統領5年単任制の限界を念頭に置いた現実性が見える。革新からは、直して使うという意味、執権2年目を迎えて昨年注力できなかった成長・所得を改めて取り上げて傍点をつけるという方向性を読み取ることができる。