親米・連中・用日の「新朝鮮策略」が韓国外交の答え(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.03 11:31
G2を目指す「中国の夢」、米国の「東アジア回帰戦略」、敗戦国・日本の「普通の国化」、ロシアの「新東方政策」。各国の大戦略がぶつかり合う混とんの舞台が北東アジアだ。ここに30歳にになった金正恩(キム・ジョンウン)の北朝鮮まで加わる。
朝鮮が主権を奪われる25年前の1880年。日本駐在清国公署参賛(外交官)の黄遵憲は修信使として行った金弘集(キム・ホンジプ)に「朝鮮策略」として知られる「私擬朝鮮策略」を提示した。「親中国、結日本、連米国」の策略だった。
ロシアを警戒する清の視点が反映されたものとはいえ、白黒論理で特定国に依存していた朝鮮には新鮮なものだった。高宗と大臣らは当時、朝鮮策略に相当な共感を表したという。もちろん力が不足する朝鮮が活用するには難しい戦略だった。