【グローバルアイ】李明博の独島、安倍の靖国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.28 12:29
26日、靖国神社の本殿に歩いて入る安倍晋三首相の表情はいつよりもすっきりしているように見えた。広報しようという意図だったのか、取材陣の一部の接近を認めたことで、安倍首相の動きをわずか1メートル足らずのところから見ることができた。普段より下がった肩、ゆっくりとした足取り、しかし固く握られた拳から「ついにやった」という自負心が読み取れた。
靖国の安倍首相を見ながら、昨年8月に独島(ドクト、日本名・竹島)を訪問した李明博(イ・ミョンバク)大統領の顔が思い浮かんだ。李大統領の表情もそうだった。重荷を下ろしたように、一種の成就感と安堵感を感じている表情だった。独島の李大統領、靖国の安倍首相は、表情ほどそのスタイルと影響も似ている。