韓国鉄道スト中断、国民に勝てず（２）
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.31 08:43
与野党の議員４人ずつで構成された鉄道産業発展小委（委員長・姜碩鎬セヌリ党議員）は３１日午前、初めて会議を開き、国土交通部から鉄道産業発展案の報告を受ける。
これに関し、金議員は「（水西発ＫＴＸ子会社設立という）すでに進行された懸案は一切取り上げないことにした」と明らかにした。しかし民主党は民営化禁止を条項に盛り込もうと要求しているうえ、鉄道労組も「ストは中断されたが民営化反対闘争は続く」と主張していて、民営化をめぐる攻防が小委で再現する可能性も排除できない。一方、民主労総は予定された来月９日と１６日のゼネスト日程は計画通りに行うと予告した。
朴槿恵（パク・クネ）大統領はこの日主宰した今年最後の青瓦台（チョンワデ、大統領府）首席秘書官会議で、鉄道ストに関し、「変化をもたらすにはそれだけの苦悩と痛みがある」とし「しかしそれに屈服したり適当に通過することになれば、結局、国民の負担になるということを私たちは銘記する必要がある」と述べた。
韓国鉄道スト中断、国民に勝てず（１）