節酒文化広がる韓国、5年間にアルコール性胃炎33%減少
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.30 13:29
適量の飲酒を楽しむ文化が広がり、“酒病”も減っている。19日の健康保険審査評価院によると、昨年アルコール性胃炎で診療を受けた患者は1万4546人と、2008年の2万1828人に比べ約7000人(33.4%)減った。
アルコール性胃炎は乱酒や暴飲によって生じる代表的な病気。アルコールが胃の粘膜を傷つけ、胸の部位の痛みや嘔吐を誘発することもある。飲酒後に内視鏡検査をすると、胃の粘膜に出血がみられ、ひどい場合は潰瘍を起こす。
アルコール性胃炎患者は40-50代の中年男性に集中している。昨年を基準に全体患者のうち男性(72.2%)が女性(27.8%)に比べ2.6倍も多い。男性は50代(29.2%)が最も多く、40代(22.8%)、60代(14.9%)が後に続いた。