労働界のスト決議の中、鉄道労組員の復帰率23%=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.12.29 11:01
20日目を迎えた鉄道労組のストライキをめぐる韓国政府と労働界の対立は激しさを増している。韓国政府は27日に免許が交付された水西(スソ)発KTX法人の運営計画を28日に発表した。コレール(韓国鉄道公社)はストを主導した労組幹部ら490人余りを懲戒委員会に回付することにした。これに対抗して労働界は大規模ゼネスト決議大会を開いた。
鉄道労組の上級団体である全国民主労働組合総連盟(民主労総)と市民団体・社会団体所属の10万人(主催側発表、警察推定2万3000人)は28日午後3時、ソウル市庁舎前広場に集まり、「民営化阻止、労働弾圧粉砕、鉄道スト勝利1次ゼネスト決議大会」を開いた。22日に民主労総本部に強制進入して鉄道労組指導部逮捕作戦を行った政府を糾弾し、鉄道労組のストを支持する内容だった。