【時論】未来は宇宙だ=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.27 15:12
数日前、中国の「嫦娥3号」が世界で3番目に月面着陸に成功した。中国は自力で宇宙飛行士を輩出したのに続き、独自の宇宙ステーション建設を推進している。さらに月着陸まで成功させ、確実に宇宙強国に浮上した。これは中国政府が緻密な宇宙開発計画を立て、果敢に投資したために可能だった。先日、韓国も国家宇宙委員会を開き、2040年までの宇宙開発振興基本計画を発表した。
しかし宇宙開発には政府の一貫した政策と持続的な支援、ビジョンの共有が何よりも重要だ。こうした点で長期的な宇宙開発の青写真を提示した今回の計画は大きな意味を持つ。その内容も挑戦的で進取的だ。韓国型ロケット開発を通した自力打ち上げ能力の確保など、先進国レベルの宇宙開発競争力を保有するという目標も明らかにした。韓国の経済レベルと国家の地位にふさわしい挑戦的で進取的な目標と課題だ。