東京でM7の地震想定…死者最大2万3千人、経済的被害95兆円(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.24 10:22
「20XX年12月20日。平日午後6時。クリスマス前の華やかなにぎわいを見せる街で突然、通行人の携帯電話が次々とけたたましい警戒音を発した。小刻みな揺れが足元を襲い、さらに激しい横揺れがきた。ビルの窓ガラスや壁面タイル、看板が落下し、悲鳴があちこちであがった。数分後。揺れは収まったが、街は真っ暗になった。オフィス街ではエレベーターに1万1千人が閉じ込められた。大田区、世田谷区、練馬区、江戸川区など、都心部を囲む木造住宅や老朽ビル17万5千棟が全壊。石油器具や電熱器具が倒れ、倒壊家屋など最大2千カ所から同時出火した。風速8メートルの風で600カ所では火を消し止められない…」
朝日新聞20日付に掲載された「20XX年冬」に起きることを想定した悪夢のような大地震シナリオの導入部だ。