天皇「平和守る憲法で今日の日本を築いた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.24 08:45
傘寿を迎えた明仁天皇と就任1年を迎えた安倍晋三首相が、「戦争と軍隊保有禁止」などを規定した日本の平和憲法に対し異なる方向の言及をした。
23日で80歳になった天皇の憲法関連言及は記者会見で出た。会見は18日に行われ23日の天皇誕生日に合わせ日本のメディアが大々的に報道した。天皇は日本が起こした太平洋戦争に対する所感を明らかにし、「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築いた」と強調した。平和と民主主義が日本再建の礎になったという点に言及し平和憲法の意味を再確認したものだ。天皇は続けて「戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。また、当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならない」とした。