【コラム】中国・華為の通信装備導入、慎重に検討を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.20 13:59
最近、広帯域LTEおよびLTE-Aを基盤とする韓国移動通信3社の技術リーダーシップ競争が激しくなっている。KTは先月、国内で初めて首都圏全域広帯域LTEサービス網構築を完了し、SKテレコムは3倍速い広帯域LTE-Aサービスを試演した。また晩年3位企業からLTE時代の強者に浮上したLGユープラスも年内にソウルの一部の地域で広帯域LTEサービス導入を始める予定だ。
こうした状況で最近、中国華為が韓国に基地局装備を供給することに対し、米国政府は同盟国間の通信セキュリティーを弱めるおそれがあると懸念を表明した。すでに外国製装備企業が国内に進出しているうえ、中国企業という理由で国内進出に懐疑的な見方をするのは公平でないかもしれない。しかし華為の装備の導入は、盗聴など「セキュリティー」問題に限ることではない。韓国情報通信技術(ICT)産業の国際競争力、特に国内通信装備会社の生存に脅威の要素として作用するなど、「産業」側面の逆機能が心配される。